2007年10月29日
静電気の恐怖
あんな小さな電気でも生活の中で大きい問題になることがあります。
日常生活のなかで、静電気の発生が問題となることがある。じゅうたんの上を歩くことによって、床と人体との間で静電気が生じたり、特に化学繊維を用いた衣服がこすれることによって帯電したりすることがある。静電気の電圧が高くなると、火花放電となって観測される。空気が湿っていると静電気が逃げやすくなるので、これらの現象は湿度の低い季節におこりやすい。日本においては、冬場の室内で暖房器具(特に電気暖房)を用いている際にそのような条件が整うことが多い。人体表皮からの火花放電はおおむね痛みを伴い、やけどの跡が確認できるものもある。
通常は流れる電流も小さく生命機能に影響を与えることはないが、時として危険なこともある。
とくに可燃性気体や火薬などを扱う場所で火花放電が起こると、爆発や火災などの大事故になり得る。通常、こうした可燃性の危険物を取り扱うような作業をする際は、静電気の起こりにくい木綿などの服を着用し、静電気のたまりにくい導電性の高い材質で作られた靴を履くことが求められ、業務としてそれを行う際には規則として定められている。扱う部屋や建物に入室する際にも、アースされた金属板に手をつけるなどして電位を中和してからドアをあける。
ICなどの半導体部品を扱う際には、静電気による高電圧が素子を破壊する危険がある。また、静電気によるほこりの付着も嫌うため、コンピュータ工場などをはじめとした精密電気機器の作業場所では、静電気が起こりにくいような服装をしたり、体の一部をアースに接続しておくなどの対策が実施される。静電気を中和するイオナイザーといった機器が利用されることもある。一般家庭において、PCの内部を触るときなども、電子部品に触れる前に筐体の金属部分に触れるなどして静電気を逃がすのが安全である。ホビーとして各種の電子回路などを扱う際にも静電気には気をつけたほうがよく、アースのためのクリップ付きコードなどが市販されている。
なお、セルフ式のガソリンスタンドでは、揮発したガスが突然に発火する現象がしばしばみられる。客の着衣等における静電気による火花が原因とされ、注意がうながされている。スタンド従業員は静電気防止のユニフォームを着ているためにこうした事故はおこらない、一般客の場合は給油前に給油機に貼られている放電プレートに触れる事が指示されており事故防止の対策として普及されている。
引用:『ウィキペディア(Wikipedia)』
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